ホーロー用下塗りベースコートの刷毛塗り施工要領
ホーロー用下塗りベースコート(エポマリンJW)を刷毛塗りした場合の施工要領の確認です。
この下塗りベースコートは塗装改修の時、粗れている場合の多いホーローバスの素地調整、防水強化、密着強化を目的に塗布します。
よって厚膜で平滑に仕上げる必要性があります。
ホーロー用下塗りベースコート(エポマリンJW)は厚付け用塗料の為、体質顔料を多く含み少々塗りにくい塗料です。
刷毛で塗った場合、写真のように刷毛波や刷毛目等が出やすいです。
又、なかなか十分な留まり、厚膜となりませんので極力ダレないように追っかけで2回塗りして厚膜を確保しました。
刷毛目、刷毛波、多少のダレは硬化後の研磨で調整するつもりで塗り込みました。
翌日硬化後の研磨作業です。
比較的研磨はし易い塗膜です。♯200〜♯600番のジスクを使い分け研磨します。
弊社の場合は♯200〜♯300を使用する場合が多いです。
研磨作業作業終了です。
刷毛目、刷毛波は無なり平滑な素地となりました。
研磨粉等はシンナーウエスで十分清掃して上塗り作業に移ります。
研磨紛が残ったまま上塗り作業を行うと上塗がブツ肌となりますので十分な清掃要です。