彩色実験室 今回は難密着中の難密着素地ポリプロピレン(PP)バケツの塗装です。
接着剤の世界ではPP専用プライマーと言うプライマーによって何とかだましだまし接着はしてますが、これの塗装となれば各社メーカーも逃げ腰でお手上げ状態です。
確かに難密着は間違いないのですが、粗目による目粗し(足付け)と最強2種類のプライマーによってどの程度密着してくれるものかを検証してみたいと思います。
強溶剤によるシンナー脱脂です。
1面は目粗し→シンナー脱脂面です。
1面はあえてシンナー脱脂のみとしました。これに密着してくれれば苦労は無いのですが...まぁー無理でしょう。
1面は密着性接着力NO1の高純度2液性エポキシプライマーを塗布しました。
2液型高純度エポキシはデーター上では最強の接着力を持ちます。
1面は1液型特殊合成樹脂プライマーです。弊社が探しに探した万能プライマーですから良い結果が出れば嬉しいのですが・・・1液性透明速乾なので作業性は抜群です。
この4面に明日上塗りを塗って後日、剥離強度を検証してみます。
...乞うご期待!!!